こんばんは。
今日は、全日本ジュニアカート選手権最終戦について書きます。
2008年10月26日 鈴鹿サーキット南コース 全日本ジュニアカート選手権最終戦(東西統一戦)に参戦しました。参加台数は33台でした。
最終戦まではジュニアは、東日本と西日本で開催され、最終戦は、東西統一戦とも言い、西と東の成績が良かったドライバーが出られるレースです。私がシリーズチャンピオンになるためには、東日本で連続優勝した選手がいたため、このレースで優勝することが必要でした。
この鈴鹿サーキット南コースは、ストレートがとても長いため、ウエイトオーバーである私にとっては苦しいレースになると予想していました。
予想通り、前日の練習からはトップと0.5秒以上遅く、レース当日に雨が降る事を祈るのみでした。しかし、父の友達が応援に駆けつけてくれてとても励みになりました。
タイムトライアルは、他のカートのスリップと一発の気合で、何とか7位のグリッドを獲得する事ができました。しかし、予選では苦しいレースになると思っていましたが…
予選は、待望の雨が降ってきました。しかも、グリッドに並んでから降ってきたので、ウエット路面をスリックタイヤで走らなければならなくなりました。
チャンスがやってきました。スタート後、数周で5台を抜き2位になりましたが、少し他のカートを抜くのに手間取ったため、同じ雨が得意な湯川くんには置いて行かれました。結局、2位でゴールしました。
決勝は、ハーフウエット路面が予想され、タイヤを新品でいくか中古でいくか相当悩みました。新品タイヤは、グリップはしますが、ハーフウエット路面では摩耗が激しいのが欠点です。しかし中古タイヤは、表面のゴムが固くなっているので、雨が少ないか半乾きの路面には相性が良いです。何度かミーティングをした結果、中古タイヤにする事にしました。
そして、決勝がスタートしました。スタートしてからは、わずか3周で、湯川くんと僕が逃げる形になり、2人の一騎打ちになりました。シリーズポイントでは、このままの状況でもチャンピオンが確定していましたが、何とかして前に出ようと考えていました。こういう不安定な路面では、毎周状況が変わるため神経を使うため、後方を走る方が安心して走行ができます。その後数周すると、僕の方がペースが良くなったので少し迷いましたが、湯川くんを抜きました。
それからは、自分が絶対にミスをしないように走ることだけを考えて走りました。毎周がとても長く感じられとても疲れましたが、終盤は5秒以上リードし、応援してくれる父の友達に手を挙げて応える余裕ができました。その結果、ぶっちぎって優勝することができました。
それと同時に、全日本ジュニアカート選手権のチャンピオンも獲得することができました。
明日は、全日本ジュニアカート選手権のチャンピオンをとってについて書きます。
それではおやすみなさい☆