ELMS最終戦エストリル決勝が10/23(日)に行われました。
前日行われた予選で#46Thiriet by TDS racing は、エ―スのベッシェ選手が
アタックしましたが、WETコンデションの中、インターミディエイトタイヤが合わず
予想外の7番手でしたが、フリー走行1でもトップタイムでしたし、決勝でのペースに不安はありませんでした。
今回もイギリスでシミュレーターでコースを頭に叩き込み、水曜日にポルトガルリスボンへ、
エストリルサーキット入りしました。
ル・マン24Hではキレのある走りで速さをアピール出来たもののヨ―ロピアンル・マン
では、なぜかフルコースイエローやセ―フティ―カ―に出くわす場面が多い平川亮です。
前戦スパでは、亮の1時間弱のスティントの大半がセ―フティカ―出動で
なんとウェ―ビング走行しかしてません。
ヨ―ロッパでは、▪Prince of Waving ▪と呼ばれてます。
日本語では”ひねり王子”ってこと?
今回はちゃんと走り、チームタイトルに貢献するという、いつも以上に強い気持ちで臨んだ最終戦。
雨が予想されましたが、スタート前に雨は止み、路面はチョイ濡れ状態。
決勝は、いつものオーダー、ティリエ➡亮➡ベッシェ。
スリックタイヤでティリエ選手がスタート、順調に走行し2位まで順位を上げピットイン、
亮の役目は目立った走りではありません、確実にポジションキープでベッシェ選手に繋ぐこと。
コックピットに乗り込み、さあスタートでしたが車が動く気配なし、数分後46号車は
ガレージへ、亮はコックピットで待機。
短いのか長いのかわからない気持ち悪い時間が過ぎました、終わっちゃいました。
原因はスターターモーターが壊れ再始動出来ず、簡単に言うと電気系トラブルです。
チームの懸命の作業で何とかレース復帰、復帰後、亮がtopより1秒~2秒速い
33秒、34秒台連発で意地を見せてくれたのがせめてもの救いでした。
9位フィニッシュ、ポイント 2
欧州参戦、初年度でタイトル獲得という派手なご報告を準備してましたが、残念な
ご報告となってしまいました。申し訳ありません。
2016ヨーロピアンル・マンシリーズLMP2クラス
1.#38 G-Drive 103
2.#46 Thiriet by TDS 94
3.#32 SMP 83
G-Driveチームの逆転満塁ホームランでした。
1年間暖かいご声援を日本から欧州へお送り頂き、ありがとうございました。
そしてこのような挑戦の場を与えて頂きましたTOYOTA自動車様に感謝申し上げます。
またこのような場を与えて頂けるよう日々努力していきます、引き続き暖かい
ご声援を宜しくお願いいたします。
11月のSGTもてぎで今年最後の気持ちが入った走りをお見せします。
ウェービングではない走りです。