SUPER GT GRAND FINAL MOTEGIが終わり、はや5日が経ちました。
平川亮には12月始めのインタープロトが残っておりますが、
一応一区切りがついたということで、あらためて2017年中に頂きました皆様の
ご支援・ご声援に対し厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
お蔭を持ちまして本年目標に掲げておりました、日欧ダブルタイトル
(SUPER GT 500クラス、European Le Mans Series)を達成することが出来ました。
(ELMSは日程の関係で2戦キャンセルでチームタイトルのみ)
初めてのメジャータイトルで、本人・関係者ともまだ実感が湧かずボーッとしているというのが実情です。
今シーズン開幕前平川亮には新しいチャレンジが2つありました。
①RED BULLアスリートとしてのレーシングドライバー活動
②???参戦
②のチャレンジは具体的に言えないのですがこのチャレンジが
叶わなかったことが2017年平川亮が成長の糧となりました。
周りの人間も、明らかにこの出来事以降の亮の走りが、速く・強くなったと感じていると思います。
今年度の物語の始まりはこの失意を反発力に変え、今まで以上に努力したところからでした。
まず春先のSUPER FORMULAテストに代打で走りTOPタイムを記録、
SUPER GT開幕勝利、中盤戦の粘り、後半のタイ、最終戦もてぎと
最高の締めで終わることが出来ました。
平川亮にはカートデビュー、4輪デビューから今まで克服できないことがありました、
それは“奇数車番の呪い”でした。
今までの4輪キャリアーでS-FJ,F4,F3,ポルシェカレラカップ,インタープロト
といくつかのチャンピオンを獲得しましたが、そのすべてで車番は偶数。
今年のチームタイトルELMSのG-Drive Racingも22番で偶数でした。
とりわけ4番が相性のいい数字でした。
2015年SUPER GTデビューイヤーの初戦岡山でのポール獲得の日付は
なんと4月4日。
車番が奇数での結果は、
①2013年~2015年SUPER FORMULA7番でタイトルには無縁。
②マカオGP11番でクラッシュリタイア、
③SUPER GT37番で3年目、過去2年最終戦まででタイトル権利なし、というもの。
最終もてぎも予選終了時には、実は奇数車番の呪いが頭をよぎりました。
SUPER GTには、”開幕戦勝利=チャンピオンなれず”というジンクスもあり、
この2つを一気にやっつけた平川亮の成長を素直に称えたいと思います。
今まで通りのいや今まで以上の努力をして来シーズン以降も更に成長した
レーシングドライバー平川亮をサーキットで見せてくれると信じています。
TOYOTA自動車様、TRD様、TOM’S様、ブリジストン様、KeePer様、Red Bull様、
スポンサー様、そして温かいご声援を頂きました皆様、
本当にありがとうございました、そして2018年も平川亮を宜しくお願い致します。