SUPER FORMULA 開幕戦
待ちに待ったSUPER FORMULA 開幕戦。
戦前の予想・展望では、本命はTOM’Sのロッテラー選手、一貴選手、それに可夢偉選手、JP選手、ロシター選手、カルダレッリ選手、石浦選手が続く、一方好調な仕上がりを見せるHONDA勢では、1昨年チャンピオンの山本選手、野尻選手、ナレイン選手が絡んでくる、小暮選手の復活もというものでした。
ちょっと待って下さいよ、平川亮はどこ行っちゃったんでしょうか?
まあそんなに注目されていない方が気が楽でいいやと表面上は取り繕っていますが、ちょっとだけカチーンと来ているチームRSS関係者です。
こんな戦前予想は無視して、先般掲げた目標“全戦優勝争い”に向かって、平川亮はメラメラと燃えていました。
Qualifying
迎えた4/18日(土)
午前練習走行
1’39.861のベストタイム Top山本選手とは、1.1秒遅れの13位。前にはHONDA勢が6台。
去年はこのHONDA6台が後ろだった、練習走行とはいえ、かなり苦しいポジション。
続いて午後のノックアウト予選
Q1最終アタック、セクター1まずまず、セクター2もOKこのまま行けば問題なくQ1突破と誰もが思った、
最終セクターで失敗、0.4秒~0.5秒ロス、無情にも掲示板には15位の表示、もももしかしてQ1ノックアウトは15位以下???
去年はチョンボのオートポリス以外のQ1ノックアウトはありませんでした。
残念ですが明日の巻き返しを期待ということになりました。
Race
4/19(日)決勝
鈴鹿は朝から弱い雨、朝の練習走行は完全にWET路面。
ドライ路面でイマイチの結果であったので、混乱の内にスルスル前にと
一瞬よからぬ考えがよぎりましたが、昼過ぎから路面はドライへと。
決勝スタート3時にはコースに濡れてるところはありません。15番グリッドからさあ行け亮。
スタートはまずまず、1コーナー前で可夢偉選手の後ろに着き10位にポジションアップと思いきや、
1周目ストレートに戻った時には14位。あれあれどうした?
今回は、燃料を多く積み、出来るだけ引っ張る作戦、前半は重い車にも関わらず、
まずまずのラップタイム1’42秒台~43秒台前半、前の車に徐々に追いついています。
レースの2/3あたりの33周目、亮ピットイン、燃料補給さあ行けーー、行きません、行けないんです。
まさかのエンジンストール、その後2,3回再始動試みるもダメ、ようやく動き出したが、同じタイヤ無交換組に比べ約25秒ロス。
ここで今回のレースは終わりました。最後GTの同僚カルダレッリ選手とバトルがありましたが、そのまま終了。
最終順位は12位、ノーポイント。去年は予選11位から決勝4位、同僚ロイック選手が優勝。
今年は小林可夢偉選手も9位でTeam LeMansノーポイント,最悪のスタートです。
全戦優勝争いどころの話ではありません、いきなり往復ビンタをくらったような気分です。
早速目標を、残り6戦優勝争いに切り替えました、平川亮は切り替えが早いんです。
今年の戦いが厳しいとは想像していましたが、想像をはるかに超える厳しさで、
思っていた以上の努力を重ねないと、戦いに加われません。
レース中のラップタイムはポイント圏車両とほぼ同等で走れたのでミスをなくせば、ポイント圏内には入れそうですが、
TOP3には、約1秒/周足りません。